助けられるのに好かれる人になれる?本の紹介【心理学が根拠】

ライフハック

この記事では、読めば好かれる人になれる1冊の本を紹介します。

 

僕はこの本を読んだことで、今までよりも気楽でいるのに、友達や仕事仲間とのコミュニケーションでストレスを感じることもなく、相手からも「一緒にいて楽しいと口に出してまで言ってもらえるようになりました。

 

「自分はこれだけやっているのにどうしてあの人の方があんなに楽しそうにしているんだろう。」

どうしてあの人はいつもみんなに助けられているんだろう。

 

そう感じているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

今回紹介する本はコレ!

『なぜかまわりに助けられる人の心理術』

 

この本はこんな人におすすめ
・好かれたいけど具体的にどうしたらいいかわからない。
・自分は「いい人」止まりになっている気がする。
・嫌われるのが怖くて相手のことばかり気になって自分を出せずにいる。

 

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人は助けてあげた人を好きになる

えっ、助けられた人が助けた人を好きになるんじゃないの?!

驚きました。でも、これは心理学的にも実験で証明されているようです。
次のストーリーを考えてみましょう。

 

目の前で女性が道に迷っていました。それを見かけた男性は、女性のもとへ行って話を聞き、道案内をしてあげました。女性は「ありがとう」と言って去って行きます。

 

このストーリーでは、

女性の男性へ対する好感度(好意)よりも、

男性の女性へ対する好感度の方が高いです。

なぜでしょうか。

 

実は、男性は女性を助けたとき、男性はある矛盾を抱えていました。

それは、好きな人を普通は助ける」ものなのに「好きでもない人を自分は助けたという矛盾です。 (これを心理的不協和の状態といいます) 。

脳はこの矛盾(心理的不協和の状態)を解消するために、自分がやった行動は正しいと肯定するかのように、「自分はこの女性が好きだから助けたのだ」と勝手に思い込んでしまうようです。そして、本にはこう書かれています。

 

他人から「助けてもらう人」になることで「他人から好かれる人」になれる
出典:なぜかまわりに助けられる人の心理術

 

好かれようと思っていろいろ助けてあげることも大事だけど、好かれるためには「相手に助けてもらう」ことも大切なんですね。

 

このように、この本は心理学をベースとして、合理的に「助けてもらえる人」「好かれる人」になれる方法が書かれています。

 

助けてもらう人になるには?【3つのルール】

この本では「助けてもらえる人」、すなわち「やってもらう人」のルールが3つあるといいます。その中のひとつ、「尽くさない」を読んだ感想です。

 

確かに、やってあげてばっかりの人は「自分はこれだけやってあげてる」と思うのに対し、やってもらってばっかりの人は「やってもらってること自体が当たり前」になってしまいます。

 

毎月お小遣いをもらっていた子どもが突然「今月のお小遣いはなし」となったらどうなるでしょうか。お小遣いをもらっていること自体感謝すべきことなのに、「いつもくれているお小遣いをもらえなかった」という不満の方が勝ってしまうのではないでしょうか。

 

お小遣いをあげている「やってあげてる人」からしたら悲しいですね。本にはこう書かれています。

 

周りに惜しみなく与えていた親切を、ちょっとだけやめてみることです
出典:なぜかまわりに助けられる人の心理術

 

こうすることで、自分の負担が減るだけでなく、相手に満足感を与えられるのですね。この本は上記のように、「どうすればよいか」ということまで具体的に書かれているので実践しやすいのが特徴です。

 

また本書では「尽くさない」ということに関してもっと詳しく書かれています。

「やってもらう人」のルールはあと2つありますが、気になる方は本をチェックしてみてください。

 

やってあげたいと思わせるには?【7つのトラップ】

やってもらう人になるには3つのルールがあるということを学びました。これは自分自身に関することですね。

 

では、相手にやってもらえるよう働きかけるにはどうしたらよいでしょうか?

 

そのことについても本書は触れており、「やってあげたいと思わせる7つのトラップ」と題しています。感想として、7つのトラップのうちの1つ、「先手を打つ」を読んだ感想です。

 

確かに、先に何かをやってあげてからお願いをした方が相手はやってくれやすいよな、と思いました。

 

例えば、朝、友達の分のジュースをコンビニでまとめてお会計をして買ってあげたとします。昼に、「この課題手伝ってくれない?」とお願いすると、その友達はおそらく「いいよ」と言ってくれるでしょう。相手も、「お返しをしたい」と心のどこかで思っているはずです。

 

「なんかそれ計画的でいやだな~」「相手はストレスに感じてるはずだよ!」そう思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、ここまでこの記事を読んでくれているあなたはきっと「優しい心をもっている人」なんだろうと思います。

もしかしたら「優しすぎる」のかもしれません。そのゆえ、苦しんでる面があるのではないのでしょうか。

昔の自分もそうでした。だから、意識して行動をちょっと変えてみようと思いました。その結果、ストレス無く、今も僕の周りの人と仲良くできています。

最初は僕もいつもと違う行動を試してみるのは怖かったです。でも、大丈夫です。僕もそうでした。それでも不安な人は思い出してください。

人は助けてあげた人を好きになる」ということを。もちろん、バランスは大切にしたいところですが。。。

 

このほか、6つのトラップを本書では紹介しています。トラップというとあまり良いイメージがわかないかもしれませんが、読んでみると相手も自分も良い気分になれるwin-winな「トラップ」なので読んだらすぐに試してみたくなる内容です。

 

やってもらってばかりでも大丈夫?【5つの習慣】

そんなにやってもらってばっかりでもいいの?と思うかもしれません。結論から言うと、やってもらってばかりでも好かれる5つの習慣があると本書は言います。

その5つの中でも、僕は「自慢してあげる」という項目が実践しやすいなと感じました。どういうこと?と思うかもしれませんが、長くなってしまったので続きは本へバトンタッチしようと思います。

 

まとめ

メンタリストのDaiGoさんが書いた本。根拠が心理学だから納得でき、どうすればよいか具体的に書かれているから実行しやすい。そして、当然と思っていたことは実は真逆のことが事実だったりして、読み物としても面白いし、友達への話題としても取り上げられそうです。

そしてなにより、人間関係で悩んでいる人を救ってくれることでしょう。

一度読んでみる価値はありです。よかったらあなたも【3つのルール】【7つのトラップ】【5つの習慣】をチェックしてみませんか?

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